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社長日記

2006年1月30日 No.105

2006年1月23日 NO.104

2006年1月16日 NO.103

2006年1月9日 NO.102

2006年1月2日 NO.101

■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■No.105■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年1月30日■■■■
お世話になっている皆様。いつもありがとうございます。

■先週はライブドアショックの風が吹き荒れました。
皆さん,様々な思いでこのニュースを見られたことと思います。

■私は
「勝っておごらず,負けてくさらず」
ということばを思いました。

■ホリエモンは,これまでうまくいってきたことで「おごり」の気持ちが出ていたのかもしれません。
その「おごり」が脇の甘さとなり,今回の不祥事につながったように感じます。

彼が,ここから這い上がることができるかどうかは
「くさらない」ことが大切です。

■私は,1995年阪神大震災の年に,ゼネコンを退職し脱サラをしました。
最初の4年間ははうまくいかず苦労をしました。

その後,1999年ころからなんとか仕事が回るようになってきました。
そうすると人の気持ちというのは緩むもので,「おごり」の気持ちが出てきたのです。
「自分は優秀なのではないか」と。

■そんな時,私自身が10年来,師として教えを請うている方に
正直にその気持ちを伝えました。
このような気持ちでは,この先うまくいかないと思ったからです。

そのとき,私の師は次のようにおっしゃったのです。

■『降籏君,道元禅師のことばに
「前後ありといえども,前後裁断せり」
ということばがあるぞ。

人は過去の栄光や,未来の不安にさいなまれて,
現在がおろそかになるものだ。
そんなときこそ,過去(前)や未来(後)を裁断して,
今ここを懸命に生きることが大事だぞ』

私はそれ以来,「前後裁断」ということばが耳から離れません。

■建設会社の経営者にも
バブル期うまくいったことに対して「おごっている」方や
その反面,この先どうなるのだろうかといって「くさっている」方が
いらっしゃいます。

「前後裁断」して今を懸命に生きることしか活路はないように思います。

■ライブドアショックのおかげで,原点に戻ることができ,感謝しています。

【編集後記】
先週は,三重県,岡山県と移動しました。
岡山では,屋上緑化,壁面緑化のすばらしい製品とめぐり合いました。
地球環境問題解決と,建設新規事業推進の力になる製品です。
興味をお持ちの建設会社の方は,ご一報ください。

■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■No.104■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年1月23日■■■■
お世話になっている皆様。いつもありがとうございます。

■先週は,山形県で「原価管理基礎セミナー」,名古屋市で「営業力アップ実践セミナー」
を開催しました。
建設会社の皆さんが,熱心に学ばれました。

■建設業の業績アップ対策は,
1)原価低減
2)売上アップ
3)販売費,一般管理費削減
の順に手を打つ必要があります。

特に1)原価管理と2)売上アップがポイントです。

■まず原価管理についてお伝えします。

原価管理とは何をすべきかを明確にわかっていない現場代理人が多いです。
「原価管理とは何をすることですか」
と聞くと
「実行予算を作ること」
「予算以上に支払わないこと」
という返答が返ってきます。

これは間違ってはいないのですが,もっと大切なポイントがあります。

■確かに,実行予算を作成することはもちろん大切です。
しかし,協力業者からの見積もりを転記するだけの実行予算では意味がありません。
協力業者からの見積もりを,
「半値,八掛け」
にすることが仕事であると考えている現場代理人が少なくありません。

また「雑費1式 ○○万円」という実行予算書も見かけます。

施工方法を考え,積み上げ式にて作成してこそ意味のある実行予算書となります。

■施工中には,実行予算と実際の工事の進捗との比較をします。
その際,協力業者からの請求書のチェックをすることだけが,原価管理ではないのです。
現場代理人は,常に残工事費を算出して最終工事費を意識して,施工方法を改善し続けないといけません。

■さらに施工後には,そのデータを次の工事に利用できるように
データをまとめ,社内で共有化されていなければ,さらなる改善は望めません。

しかし実際には,施工後にデータをまとめることもなくまとめたとしても
個人の机の中にしか残っていないことが多いのです。

■次に,売上を上げることをお伝えします。
売上アップの方法としては,様々な手法がありますが,
その一つに営業力を上げることがあげられます。

とても良い商品を持っていながら,「営業力」がないばかりに,
売れていない建設会社がたくさんあります。
いえ,「売れていない」のでなく,「売っていない」のです。

■「いいものを作ってさえいれば売れる」
という時代は去りました。

顧客接点(ポイント・オブ・カスタマー POC)をいかにして増やすのか。
顧客の期待に応えるだけでなく,超えることで,
顧客満足を超える商品,サービスを提供しなければなりません。

■今回の「原価管理基礎セミナー」「営業力アップ実践セミナー」では
経営者,経営幹部の方の姿が目立ちました。
やはりトップ自ら学ぶことが社内変革には欠かせません。

【編集後記】
会社のカニサボテンの花が咲きました。
普段はずっと変化のないサボテンなのですが,
時期がくると一気に咲く姿に感動します。
1年間ずっと花の咲く力を蓄えていたのでしょうね。

昨日大相撲で栃東が優勝しました。
栃東は稽古熱心なお相撲さんだそうです。
稽古で力を蓄えていたのが一気に花開いたのでしょう。

「稽古とは,一よりならい十を知り,
十よりかえる、もとのその一」(千 利休)

ということばを思い出しました。

■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■No.103■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年1月16日■■■■
お世話になっている皆様。いつもありがとうございます。

■先日,あるお弁当会社の社長とお話しする機会がありました。
企業から主としてお昼のお弁当の注文をとり,お弁当を作り,
当日企業へ配達している会社です。

■「営業マンによって,顧客が4つのタイプに分かれるんだよ」
とその社長は言います。

その4種類とは以下のようです。

1)お弁当がおいしくても,他社より値段が高いと注文が止まる顧客
2)お弁当がおいしいと,他社より値段が高くても注文がある顧客
3)お弁当がおいしくないと,注文が止まる顧客
4)お弁当がおいしくなくて,他社より値段が高くても注文がある顧客

1)2)3)はわかるのですが,4)はどういうことなのでしょうか。

■その社長は続けます。

「もちろんいつも「おいしい」お弁当を作ろうと努力しています。
しかし,食材の良し悪しや,お客様の好き嫌いによって
お客様が「おいしくない」と感じられるお弁当ができることがあるのです。
そんな時こそ,営業マンの出番です。

普段からお客様と良い関係を作っている営業マンは,
たとえおいしくないお弁当が続いても,
他社からのコスト攻勢に負けません。
『お弁当はおいしくないけれど,営業の○○さんの顔を毎日みたいから,
お弁当を注文するよ』
なんていう電話がかかってくることもあるのです」

■お客様にここまで言わせてしまうとはすごい営業マンです。
そんなすごい営業マンの一人に,話を聞いてみました。

「私は,特別なことをしていません。
私たちのお弁当を食べていただけることに対して,私はお客様に本当に感謝しています。
だから,お客様の会社の近くを通るときには,必ずご挨拶をするために立ち寄るようにしています。
どうしても時間がなくて立ち寄れないときでも,車の中から頭を下げています」

■松下幸之助さんは次のように言われています。
「客が食べ終わって出て行く後ろ姿に,しんそこ,ありがたく手を合わせて拝むような心持ち,
そんな心持ちのお店は,必ず成功するのである」(道をひらく PHP刊)

■18日より「営業力アップ実践セミナー」を開催します。
どんな状況でも,お客様の信頼を得ることのできる建設営業マンの育成を
精一杯行います。

【編集後記】
先週は,東京,軽井沢に行ってきました。

冬の軽井沢には人は少ないのですが,静かで趣があります。

朝,森を歩きました。
耳が切れるように痛かったですが,木と葉の香りが胸に広がりました。
20年前に施工した長野県下伊那のダム現場の空気を思い出しました。

「営業力アップ実践セミナー」あと2名まで参加できます。
ぜひともお待ちしています。

■■がんばれ建設■■■■■■■■■■■■■No.102■■■
〜建設業専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年1月9日■■■■
お世話になっている皆様。いつもありがとうございます。

■年始に,恒例のお客様へご挨拶のお電話かけをいたしました。
全社員が一斉に,お客様にお電話をしている様子は壮観で,
2006年の幕開けを実感しました。

■必ずしもすべてのお客様とお話できたわけでなく,
お電話が繋がらなかった方には申し訳なく思っております。
改めまして,旧年中のご厚情に感謝いたしますと共に,本年もよろしくお願いします。

■私自身も100名以上の方にお電話しました。
そのうち30名程度の経営者の方と直接お話しすることができました。
たくさんのご意見を伺うことができました。

1)
「忙しくて,こなせないほど仕事があり社員が疲れています。」
「仕事はあるのですが,ここ数年社員を減らしたので,受注することができません」
「大工,鉄筋工,型枠工が不足していて工期が守れないのです」

能力以上に仕事を受注してしまうと,問題が発生しまいます。

2)
「公共工事の減少が続き,先行きが見えない」
「こんなに仕事のない年は,創業以来初めてです」
「なにか新規事業を始めようと思いますが,何をすればよいのかわかりません」

建設需要の減少は想像以上で,特に地方に行けば行くほど厳しい状態です。

3)
「新規事業を進めているが,社員の同意が得られず,その結果協力が得られず
新規事業が進まない」
「中期経営計画を立てて推進しているが,絵に描いた餅になってしまっている」
「せっかく取得したISOが機能していない」

前向きに改革を進めている経営者も思ったように進まないと,
悩みがつきません。

■こんな変化の激しい時代だからこそ経営者の役割は重大です。

「ワンマン経営は,権力の現われではない。
責任の現われでなのある。
(中略)
経営者の行う決定は,危険だけを伴うのではない。
すべての人が喜ぶ決定もまた現実にはないのである。
当然そこにあるのは,いろいろな反対を押し切るという,
苦しい決定であるし,その苦しさは,反対を押し切られた側よりも,
経営者のほうがはるかに大きいといえよう。
その苦しさに耐えなければならないのが,経営者の宿命なのである」
(市倉定 「経営戦略」より」

■1月は,年の始めであり,今年の目標,決意を固める月でもあります。
多くの意思決定を,経営者自らが責任放棄することなく
果たしていく月としたいと思っています。

■市倉定さんは次のように続けます。
「社長の決定で最も難しいのは「捨て去る」という決定である。
優秀会社は例外なく「捨てる名人」であり,
破綻した会社は例外なく「切捨音痴」である」

【編集後記】

日経コンストラクション(日経BP社)に連載中の「今すぐできる原価低減」
がおかげさまで好評です。
年賀はがきや,年末年始にお目にかかった多くの方より
「読んでいますよ」
とお声掛けいただきました。
また知らない方からの連絡がめっきり増えました。

ますます執筆に力が入ります。
2006年3月まで連載が続きますので,感想をお寄せくださいますとうれしいです。
http://bpstore.nikkeibp.co.jp/mokuji/ncr389.html

■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■ No.101■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2005年1月2日■■■■
お世話になっている皆様。いつもありがとうございます。

あけましておめでとうございます。
今年のお正月は,暖かく,良いお天気でした。
今年1年間,本日のように快晴の外部環境であることを祈念しています。

■ソニー創業者の,井深大さんは,その著書「心の教育」で次のように言っています。

「井深大の心の教育」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777102424/qid=1136121816/sr=8-11/ref=sr_8_xs_ap_i11_xgl14/503-3051273-0819928

『初等教育の目的は「知育」つまり知能を育てることだけにあるのではありません。
本来,「知育・体育・徳育」は,切っても切り離せない初等教育の3本柱です。
(中略)
ところが,徳育,すなわち”心の教育”となると,もはや影も形もないというのが現状ではないでしょうか。

早い話が,テストではいつもいい点を取ってくるのに,挨拶一つできない子供たちがたくさんいます。
朝起きたら両親に「おはようございます」という。
道で知り合いの老人に会ったら「こんにちは」という。
不注意でガラスを割ったり,相手を傷つけてしまったら,心から「ごめんなさい」という。
そうした社会生活を送る人間として,ごく自然に口から出るはずの挨拶ができない子供たちが,
どんどん増えているのです。』

■ハタ コンサルタント株式会社の経営理念は
「科学と技術に心を添えて」
です。

■経営理念に「心」の文字を使おうと考えたときに,
たくさんの「心」に関する書物を読みました。
そのうちの1冊が,「井深大の心の教育」のご本でした。

「心」,「徳育」の教育が欠けてことが,昨今の構造偽装問題が発生している原因であるように感じます。

■本年は今まで以上に「科学と技術に心を添えて」がんばります。
昨年同様,よろしくお願いします。

【編集後記】
年末年始は,兵庫県に帰省していました。
お墓参りをして,祖先に1年間の報告と,無事暮らせた感謝の気持ちを伝えてきました。
お正月の空気は,新鮮な香りがしますね。