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社長日記

2006年10月30日 No.141

2006年10月23日 No.140

2006年10月16日 No.139

2006年10月11日 No.138

2006年10月2日 No.137

■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■No.141■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年10月30日■■■■
■〔1〕進む技術と止まる技術

■〔2〕編集後記

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■〔1〕進む技術と止まる技術
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お世話になっている皆様
いつもありがとうございます。

■昨今,異常な事件が続きます。

生徒同士のいじめでの自殺。
校長が先生をいじめて自殺。
親が子を殺し,子が親を殺す。

■異常とは,自制心,つまりブレーキがかからなくなっているということです。
衝動的に動いてしまい,その後ブレーキが効かなくなっているのです。
してはいけないこととわかっていながら,自分で自分を押させられなく
なっています。

さらに今の時代のように,変化が激しく,時代の動きのスピードが速くなると
押さえが効きにくくなります。
スピードが早くなるほど,よく効くブレーキを必要とするわけです。

■猛スピードで走る新幹線も,スピードを出す技術よりも,止める技術のほうが
難しいです。
私は車に乗りますが,止まることへの信頼感があるからこそ
アクセルを踏むことができます。
ブレーキに対する信頼がなければ,こわくてアクセルを踏むことはできません。

■9月25日の本メルマガで「恥と罪」の話を書きました。
その内容について,たくさんのご意見をいただきました。
経営者の方が,社員さんに話をしたといううれしいメールをたくさんいただきました。

「恥と罪」のバックナンバーはこちらです。
http://blog.mag2.com/m/log/0000177186/107734108.html?js

欧米は「罪」の文化,日本は「恥」の文化であると「菊と刀」(ルート・ベネディクト著)
に書かれています。

■「罪」の意識をブレーキにするのか,「恥」の意識をブレーキにするのか。
日本人本来の「恥」の意識を強く持ち,自分自身を制御したいものです。

以前国会で,犯罪が増えてきたので教育費を減らしてでも,
警官を増やさないといけないという意見が発表されていました。

また,大阪では監獄が満員なので増床したいという
提案がなされました。

■経営者,経営幹部は,前に前に進み動く技術は必要ですが,
それ以上に止まる技術が必要になります。
ISOなどのマネジメントシステムも「止まる技術」の
一つであるといえるでしょう。

【編集後記】
先週は福島県那須に行ってきました。
新幹線の新白河駅で電車を待っていると「降籏さん!」
という声が聞こえます。

振り返ると,以前研修をさせていただいた時のご受講生の
Tさんでした。

「降籏さんの研修を受けたおかげで,新しい道を
歩むことができました」
本当にうれしいお言葉をいただきました。

■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■No.140■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年10月23日■■■■
■〔1〕真打登場

■〔2〕編集後記

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■〔1〕真打登場
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お世話になっている皆様
いつもありがとうございます。

■S社のS専務と「プロ」についての話をしていたときのことです。
S専務は次のような体験談をお話をされました。

『私は本物が好きで,クラシックなども生でよく聞きに行きます。
先日は生で落語を聞きに行ってきました。

落語には前座,二ツ目、真打と三段階からなりますが,
生で聞くとこの違いが良くわかります。
それぞれが話をしている内容はさほど変わりませんが,
その伝わり方が違うのです。

前座は,目の前の聴衆に向かって話します。

二ツ目は,右や左の聴衆にも配慮して話します。

ところが,真打は私(S専務)に向かって話してくれるのです。

これぞ「プロ」だと思いました。』

■これを,現場技術者に例えると次のようになるでしょう。

前座技術者;手順書どおりに作業を実施する。

二ツ目技術者;手順書どおりに作業することは当然のこととして
発注者や近隣などの利害関係者の要望(ニーズ)に配慮して仕事をする。

真打技術者;実際に使用するユーザーの顔を思い浮かべながら,
使い勝手などのユーザーのウォンツ(欲求)に対応した仕事をする。

■プロである真打技術者は,一人一人のユーザーの欲求に応じた
仕事をするので,リピートオーダーや紹介をされたりすることが
多くなります。

■ではそのような真打になるためにはどうすればよいのでしょうか。

致知出版社の藤尾秀昭社長はその著「小さな人性論」で
「プロ」について次のように言っています。

『プロとアマの違いは,次の四つに集約されるのではないか。

第1は,「自分で高い目標を立てられる人」
プロは,その目標に責任を持って挑戦していこうとする
意欲を持っている。

第2は,「約束を守る」
約束を守るというのは,自分に与えられた報酬に
ふさわしい成果を出すということである。
 
第3は,「準備をする」
表現を変えれば,プロは寝てもさめても考えている人である。
起きている時間だけではない。
寝ても夢の中にまででてくる。

第4は,「進んで代償を支払おうと言う気持ちを持っている」
プロであるためには高い能力が必要である。
その高い能力を獲得するためには,時間とお金と努力を惜しまない。
(中略)』

■さてあなたはこれらの条件を満たし,「プロ」
として恥ずかしくない仕事ををしていますか。

【編集後記】
先週は自社の経営計画作成ミーティングを実施しました。
3年や5年,ましてや10年後を見据えるということは難しいことですが
夢が膨らみ,私にとって1年の中でもっとも楽しい時です。

■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■No.139■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年10月16日■■■■
■〔1〕憤せざれば啓せず

■〔2〕編集後記

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■〔1〕 憤せざれば啓せず
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お世話になっている皆様。いつもありがとうございます。

■先日,日本レストランエンタプライズ(旧 日本食堂)の山形新幹線
つばさ 社内販売員の齋藤泉さんのお話を聴きました。

齋藤さんは山形新幹線「つばさ」の車内販売で、
定員400人の車内で、3時間半で片道187個の弁当を販売、
26万円売上の「記録」をもちます。
これはなんと、車内販売員1人の売り上げの約4倍です。

■このことは,日本経済新聞,毎日新聞に取り上げられ,
またその販売ぶりがテレビ「ブロードキャスター」でも放映されました。

■齋藤泉さんは講演で3つのことをお話になりました

1)「準備をしっかりすること」

乗客の予想(ビジネスマンが多いか,観光客が多いかなど)をたて,
ワゴン作りに1時間以上をかけます。

2)「一期一会の心がけ」

二度と会わないお客様,どこの誰かもわからないお客様との接しかたの基本として
「一期一会」の考え方が重要です。
缶ビールを山形新幹線では260円で売っています。
市販価格では230円ですので,社内販売員の実力で,
30円分の付加価値をつけなければなりません。
お客様と接する一瞬一瞬に真剣に対応し「心地よさ」を提供することが大切です。

3)「現場から改善」です。

特に与えられた商品を,いかに改善に結びつけるかが重要です。
例えば売れない「すきやき弁当」がありました。
齋藤さんはお弁当屋さんに行って改善の協議をして
「半熟卵」を添えることを提案しました。
そのことが成功し,一ヶ月に500個しかうれなかった「すきやき弁当」が
1ヶ月に7000個売ることができるようになったのです。

■驚いたことは,齋藤さんが2ヶ月契約の時間給のアルバイトだということです。
歩合給はありません。
普通の社内販売員であれば,時間給分だけ働けばいいと
考えるほうが当たり前です。

■1)「準備」はマニュアル通りすればいいですし
2)「二度と会わない」お客様ですから,いい加減に接しても問題はありません。
3)ましてや売れないお弁当であれば,売れない原因をメーカーに
負わせれば「改善」などをするより楽です。

■私は1日齋藤さんとお話をしていて,
齋藤さんが,工夫を重ねて販売実績をあげる原動力は「憤」であると感じました。

「憤せざれば啓せず」(論語)という言葉があります。
「憤」とはいきどおりです。
なにくそと発奮し,やり抜き,何かをつかみとって感激,感動する。
そういう精神の躍動を持つものでなければ,導き啓く(ひらく)ことができない
と孔子は言うのです。

■齋藤さんは次のように「憤」したのでしょう。

1)マニュアル通り販売していて売れるものか!
2)一度しか会わないお客様でもこちらを振り向かせてやる!
3)売れない弁当は許せない!

そんな齋藤泉さんの「憤」の気持ちがあふれる講演でした。

【編集後記】
中日ドラゴンズの優勝おめでとうございます。
しかし,落合監督の涙は予想外でしたね。

「阪神タイガースの追い上げは球史に残るものです」
の言葉は,敗者への敬の念を感じるすばらしい言葉であると
感じました。

■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■No.138■■■
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作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
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■〔1〕平凡を続けるという非凡

■〔2〕編集後記

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■〔1〕 平凡を続けるという非凡
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お世話になっている皆様。いつもありがとうございます。

■平凡なことを毎日続けるということは,なかなか難しいものです。
ISO9001やISO14001は3Kが基本といいます。

「 K 決めたことを
  K 決めたとおりに
  K きちんとやる 」

■「決めたこと」というのは,
「他人に(会社や上司に)決められたこと」は当然のこととして
「自分で決めたこと」をしっかり守るという意味です。

■阪急電鉄,宝塚歌劇を創った小林一三さんは,「平凡主義」ということばで
次のように言っています。

『私は常に平凡主義ということを言っておりますが,
平凡なことを課して,それが完全に実行される人ならば
将来見込みがあると考えております。

たとえば,勤務時間より三十分前に出勤せよと言います。
九時に始まるならば八時半に,
八時に始まるならば,七時半に出勤する。
これは一見平凡なことのように思われますが,そのくせ
なかなか実行されぬものです。』
(私の行き方 小林一三)

■自分で決めたことをやり続けて成功した方は
数多(あまた)います。

・1年間に5500時間働くと決めて,やりきられた
COCO壱番屋 創業者 宗次徳二さん

・全国中学校陸上選手権での優勝インタビューにて
「家の手伝いで,お皿を3年間1000日洗い続けたので優勝できました」
と語った大阪 松虫中学3年生。

・会社を創業して10年間は一人でトイレ掃除を続けていたという
イエローハット 相談役 鍵山秀三郎さん。
10年過ぎるころから,一人,二人と手伝う社員が現れ
20年になるころには,ほとんどの社員が掃除を手伝うようになりました。
30年過ぎるころから「掃除に学ぶ会」が全国にできたのです。

・物心がついてから,日が昇るよりも遅く起床したことがない
という 詩人 坂村真民さん。

■平凡を続けるという非凡さの重要性を感じます。
中国の次のことばは,私がいつも勇気付けられていることばです。。

「十年偉大なり,
二十年畏る(おそる)べし,
三十年歴史なる」

【編集後記】
今週より,新しく2名の方に仕事を手伝っていただいています。
新しい仲間が増えると,新鮮ですし,
なにより緊張感が漂います。

今週は,長野県岡谷市,東京都,岡山県赤磐市に出張でした。
多くの場所で,多くの方々にお会いできることが私の
喜びであり,学びです。

本日新幹線社内販売員 齋藤泉さんのお話を聴く
「建設経営者倶楽部」を開催します。
参加申込者が定員を超えキャンセル待ちになりました。
よい勉強会になるようがんばります。

■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■No.137■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
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お世話になっている皆様。いつもありがとうございます。

■1本の竹笛があります。
そしてA,B,C 3人の男性がいます。
さて3人のうち,誰にこの笛を与えるのが正しいのでしょうか。
どんな基準でその正しさは決められるのでしょうか。

■一つ目は,三人の中で一番笛を吹くのが上手なAさんに
笛を与えるのが正しいという考え方です。
上手な人が笛を吹くと,みんなが心地よくなり
幸せになれるというわけです。

■二つ目は,三人の中でもっとも貧しいBさんに笛を与えるべきだ
という考え方です。
もっとも不遇な人の暮らし向きを変えることで
世の中をよくしようという正義論です。

■三つ目は,Cさんが自分の材料を用いて,自分で笛を作ったのなら
それを尊重してCさんに笛を与えるべきだという考え方です。
個人の意思や自由を尊重しようという考え方です。

■この他にも,「くじ引き」(機会均等)や
「三人で戦って,その結果笛を奪い取った人」(力は正義なり)
という考え方もあります。
このように,正義の考え方は百家争鳴です。
(中日新聞 9月24日社説より)

■企業経営者,部門経営者(部門長)であれば,
人事を決める機会が多くなります。
その際どのような判断基準で決めるのかは,
経営者の意思の表明であり,社員さんはそれを注視しています。

■もっとも仕事のできる人を重用するのか
もっとも恵まれていない人を引き上げてあげるのか
もっとも努力している人を重用するのか
機会均等か・・・・
悩むところですね。

■「孟子」には次のようにあります。

「自ら反(かえり)みて縮(なお)くんば
千万人といえども吾(われ)ゆかん」

信念を抱けば,どんな反対があっても断固として
やり抜くという意味です。

■しかし信念を貫く行動をとっていると,孤独になるものです。
「論語」には次のようにもあります。

「徳は孤ならず。必ず隣なり」
道徳を守るものは,世の中から孤立しているように見えるが
必ずよき隣人,よき理解者,よき協力者が,周囲にいるのだ
という意味です。

■「意思決定」とは深くて重い言葉です。

【編集後記】
このメルマガを書くために,毎週1〜2冊の本を読み,
また新聞や雑誌を読み,タイムリーな話題を探しています。

しかし,今回のメルマガの元は,高校2年生の長男が
「父さん,これを参考にして書いたらどう?」
と新聞の切抜きを持ってきてくれたものです。
要約まで書いてくれました。

長男この態度に驚き,そしてその成長にうれしく思いました