■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■No.129■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年7月21日■■■■
お世話になっている皆様。
いつもありがとうございます。
■「自利利他」とは大乗仏教の経論(きょうろん)に登場する言葉です。
「利他すなわち,社会のために精進努力の生活に徹することが,
自利すなわち,本当の喜びであり幸福なのである。」
これを「自利とは利他をいう」ともいいます。
■税理士の全国組織である「TKC全国会」の創始者飯塚毅氏は
「自利利他」を体現した人でした。
公認会計士・税理士 飯塚氏の人生を著した「不撓不屈(ふとうふくつ)」(高杉良作)が 静かなブームになっています。
「不撓不屈」は滝田栄さんと松阪慶子さんが主演で映画化され,
6月17日より全国ロードショー中です。
■「戦いつづけるものは,孤立するだけなのか」
税理士飯塚氏は,中小企業のためにとった税理手法を否定され,
当局を相手に訴訟を起こしました。
しかし,横暴な大蔵キャリア官僚はそれを許さず,
メンツのためだけに飯塚氏の顧客への理不尽な税務調査が行われました。
さらには彼の事務所に検察の捜査が及びました。
その結果4人の所員が逮捕されました。
■国税当局と戦い,あらゆる弾圧を受け,飯塚氏は
心身ともに疲れてゆきます。
しかし,彼には,彼を信じる家族,師,多くの理解者がいました。
事件はついに国会での論戦となり,最後に勝利したのは
権力に決して屈しない不撓不屈の男,飯塚毅氏でした。
■彼は,自分の信じるところをかたくなに貫き通すことで
多くの人を共感させました。
多くの人が共感したのは飯塚氏の行動が「自利利他」
の精神に基づいていたからです。
■少し話が飛躍するかもしれませんが,
萩本欽一の野球チームのメンバーが不祥事を起こしました。
欽ちゃんはいち早く「解散」を決めました。
自らの信じるところに反していたのでしょう。
しかし,そんな中,球団存続の署名活動が始まっています。
もちろん飯塚氏の活動とは異なりますが,欽ちゃんの行動に
「自利利他」の精神を観てとった方々がたくさんいたことの証です。
■トヨタ自動車,パロマなどの事件の後だけに
「経営の姿勢」を深く考えさせる小説,映画,そして出来事でした。
【編集後記】
■たいへんな大雨が続いています。
被災地の皆様のご苦労いかばかりかとお察しします。
■私は,土砂崩れや河川氾濫の責任は,
長く社会資本投資を凍結してきた政治の責任があると思います。
一目見るだけでわかるような整備の遅れが災害を招いています。
悲鳴を上げている道路,河川が各地にあります。
■今回の災害を契機に,社会資本整備のあり方の論議が
深まることを期待しています。
■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■No.128■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年7月13日■■■■
お世話になっている皆様。
いつもありがとうございます。
■7月の第1週は労働安全週間です。
多くの会社が安全大会を開催しています。
私は,この時期は安全大会にてお話をさせて
いただくことが多くなります。
■労働災害は,「墜落災害」「飛来落下」「重機災害」
が相変わらず多く,さらにその原因は「ヒューマンエラー」
が多くなってきています。
どうすれば「ヒューマンエラー」を防ぐことができるのでしょうか。
■「攻撃は最大の防御」ということばがあります。
ワールドカップサッカーでも,攻撃力の強いチームは
点を取られにくいものです。
■安全でも同じことが言えます。
自らが事故にあわないように気をつけるよりも
周りの人たちが事故にあわないように
積極的に声がけや,手助けをすることで安全意識が高まり,
結果として自らの身を守ります。
■心温まるお話をご紹介します。
私の大切な一日
大阪府堺市 女性(16歳)
七月の雨上がりの朝、私は遅刻しそうだったので、
自転車を飛ばして家を出ました。
学校までの道のりに急な坂があります。
この日は、時間がなかったので、
ノーブレーキで下っていました。
すると前に男子高校生の乗った自転車が二台、
お互いしゃべりながらのろのろと下っているのが近づいてきます。
私はすぐさま追い抜こうとハンドルをきりました。
しかし、横からは自動車が走ってきます。
私は急いでブレーキをかけました。
しかし、地面がぬれていたせいか、
体だけが前に投げ出されてしまいました。
私は体のあちこちを打ち、手のひらや、
ひざから血が出てきました。
体全体が痛くて立ち上がることさえできません。
あとからくる高校生たちは、こちらを見て笑っています。
私は、恥ずかしさと痛さで動くことができませんでした。
すると声をかけてくれた人がいました。
坂の上にある工事現場のおじさんたちです。
おじさんたちは血まみれの私を自分たちの事務所まで連れて行き、
濡れタオルで私の制服や足を拭き、
薬を買いに薬局まで走ってくださいました。
その上、学校まで車で送ってくださったのです。
私はこの親切に涙がこぼれそうになりました。
私を見て、笑っていった高校生を思い出し、
私も高校生の一人として悲しく思います。
しかし、親切の素晴らしさを身にしみて感じました。
この日は、私の人生において大切な日となりました。
『涙が出るほどいい話』 あのときは、ありがとう
「小さな親切」運動本部 編(河出書房新社)
■何事も積極的に行うことで
自らを守ることもできるのだと思います。
【編集後記】
昨週,島根県出雲市の建設会社にて原価管理基礎セミナーを実施してきました。
その際,とても感心したことがありました。
・研修のはじめと終わりに,誰に指示をうけるでもなく
「起立」の掛け声。
研修が引き締まりました。
・研修が終わると同時に,男性社員は机を片付け
女性社員は,モップとほうきで掃除を始めました。
きれいになるまでの時間は5分。
躾のよさを感じました。
■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■No.127■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年7月4日■■■■
お世話になっている皆様。
いつもありがとうございます。
■自分のことばかりではなく,他人のことを考えよう
などということは,よく言われることです。
しかし実際に行動に移すことができているかと
言われると凡人にはなかなか難しいことです。
■あるガソリンスタンドで起こったことです。
ガソリンスタンドの店員が,お客様と応対しています。
お客様「この割引券を使いたいのですが,使えますか」
店員「この割引券は,当店の発行しているものではありません。
この割引券を発行しているガソリンスタンドは別のお店です」
といいながら店員は地図をだして,
そのお客様に別のガソリンスタンドの場所を説明しました。
お客様は,理解をして去っていきました。
このやり取りを黙ってみていた店長は
店長「○○君,何をやっているんだ。
当店でガソリンを入れてもらえるようになぜ言わないんだ」
と,この店員をしかりつけました。
店員はうなだれてしまいました。
しばらくした時のことです。
先ほどのお客様の車が再び入ってくるではありませんか。
店員「私の案内では,お店が見つけられませんでしたか」
お客様「いいえ。よくわかりました。
そのお店に入ろうとした時に,同乗していた家族から
「お父さん,先ほどのお店の先ほどの店員さんから
ガソリンを入れようよ。
割引がなくても,私たちのことを考えてくれた
あの店員さんから買いたいよ」というのです。
それで戻ってきたのです」
■京セラ,KDDI 相談役 稲盛和夫さんは,
他力を「風」に例えておられます。
そしてその他力を受けるために,利他の「帆」を上げないといけない
といわれています。
■「この世の中で,自力でやれることはそう多くはありません。
他力を受けなければできないことがほとんどです。
けれども,他力を受けるためには,自力で帆を
あげなくてはいけないのです。
■その帆を揚げる作業とは何かをいうと,
それは自分自身の心をきれいにして,
利己まみれの心ではなく,人さまのために何とかしてあげようという
美しいやさしい思いやりのある心にすること。
つまり利他のこころを持つということです。
■利他というこころで帆を揚げておけば,
必ず他力の風を受けられます。
俺が俺がという利己の心で揚げた帆は穴だらけで,
他力の風がいくら吹いても通り過ぎてしまうのでないでしょうか。
それではいくら帆を揚げたところでヨットは動きません。」
【編集後記】
7月1日にISO推進フォーラムを開催しました。
「ISOを企業経営にどう活かすか」をテーマにした
テクノファ平林良人社長の講演に,40名の方々が耳を傾けられました。
その後,
?どこまで標準化をすれば企業経営に
?組織風土をISOにどう活かすか
について参加者の皆さんで討議をしました。
ISOを活用すれば,業績はよくなると確信した1日でした